パリよ、さらば

ただいま、飛行機に乗り込みました。
ついに、パリとお別れです。


いつも一人旅では、財布を店に忘れたり、鞄を落としたり、
何らかのアクシデントがあるのですが、
今回は特に何もなく、無事に過ぎたなぁ。
海外でもあることだし、良かった、良かった。


・・・と、思っていたのですが、
最後の最後にありましたよ、アクシデント(ーー;


本日、シャルル・ド・ゴール空港12:20発の飛行機で
パリを飛び立つ予定でした。
ホテルから送迎車に乗り込み、9:45くらいに空港に到着。
英国航空のチェックインカウンターの場所がわからず、
15分くらいさ迷うも、10時には無事、チェックインカウンター前に。


そこでEチケットを見せると、
英国航空のお姉さんが何事かをぺらぺら言う。
なんかbefore, before言ってる。
???
チェックイン時刻にまだなっていない、ということ?
いや、でも、チェックインにはちょうど良い時間だよね??


しばらく、はてな顔で聞いていたけど、やがて、
bookingという言葉が聞こえて、ようやく理解。
ブッキングしているから、前の便に変更していいか、
そう尋ねられていたみたいです。


OK, OKと気軽に答える。


チェックインカウンターで荷物を預けて、チケットを受け取る。
そうして出国審査口へ向かうと、人の行列。
チケットを見ると「GATE CLOSE 10:40」。
時計を見ると、10:15。
・・・これ、無理だろう(汗)
しばらく並んでみたけど、どう考えても、40分以上かかりそう。


人混みを掻き分けて、行列の入口まで戻り、
そこにいる空港の係のお姉さんに、
ブッキングして前の便に変更になり、とても急いでいる、
という旨をチケットを指し示しながら伝える。
が。
「みんな並んでいるんだから、ここに並べ」
と、すげなくあしらわれて、再び列の最後尾へ。



いやいやいやいや。
12:20発の飛行機に乗るために10時にチェックインカウンターに
到着している私に非はあるのか!?
気軽に前の便への乗り換えに同意しちゃいけなかったのか!?


英国航空のカウンターへ行こうか。。。
でも、そこでもすげなくあしらわれたら、
片言の英語で交渉できるのかな、私。
・・・あ、そばにいる日本人のサラリーマン風の三人組が同じ10:40のチケット持ってる。
てことは、最悪、この人達と行動を共にすれば何とかなるかな。。。


なんてことをぐるぐる考えていたちょうどその時、
ワラワラっと十数人の乗客が右端の特別通路に移動する。
なんだ?と思っていると、さっきのつっけんどんな姉ちゃんがやって来て、
私の側のポールの紐を外して右側の通路への道を空ける。

どうやら、同じ問題を抱えた誰かが英国航空のカウンターに交渉してくれたみたいです。

そんなわけで、特別通路を通って、出国審査を済ます。
それでも時間がぎりぎりなので、超ダッシュ

そうしてなんとか無事、飛行機に乗り、
パリ時間11時15分、
パリを後にいたしました。