パリに来て、水木金と、ぶらぶらと歩いて、目についた場所に入って・・・
という形で散策を続けていたのですが、
金曜日の昼過ぎ、
おそらくこのままでは、観たい場所を見れずに終わる・・・
と気づく。
なにせ3日間かけて、回れた所はパリの8区と1区くらい。
まだセーヌ河の左岸にすら一度も渡ってない。
そこで、金曜の夜、コインランドリーで洗濯機を回している間に、
マックでコーヒーを飲みながら、
絶対に行きたい場所をリストアップして、それらの場所を回るための計画を立てる。
(4日目の夜にして計画立てるなよ、自分)
そんなわけで、土曜日は、主に徒歩で回っていた前日までとは変わって、
地下鉄やバスを使って、行動範囲を広げてパリの街を回ってみました。
今日は地下鉄やバスをたくさん使う予定なので、
地下鉄とバスに1日乗り放題の券mobilisを買う。
そうして、地下鉄を乗り継いで、まずはヴァリヴの蚤の市へ。
パリの中心部とは違い、比較的閑静な住宅街の中で、
道沿いに露店がずらり。
真鍮(かな?)のグラスを買いました。
10ユーロのところを、試しに値切って9ユーロにしてもらいました。
もう少しまけてもらえそうな気もしたけど、とりあえず
人生初の値切り体験。
蚤の市の終端からしばらく歩いて、
見つけた停留所から路線バスに乗り込みました。
そして、リュクサンブール公園へ。
レ・ミゼラブルで、マリユスがコゼットと出会った公園ですね。
アンリ4世がイタリア出身のお妃のために建てたイタリア様式の宮殿と
庭園の組み合わせがとても素敵。
リュクサンブール公園横のレストランで昼食を取り、
バスでルーブルまで行って、そこから徒歩でエッフェル塔へ。
エッフェル塔の姿がはっきり見えていたので、
歩いてもすぐかなぁ、なんて思ったのだけど、
結構、かかりました。
エッフェル塔。
混雑は覚悟の上だったけど、本当に行列がすごいかった。
行列に並ぶこと実に2時間。
それでも並んだ甲斐あって、最上階からの眺めは絶景。
パリ市街を一望。
でも上から眺めると、本当によくわかるけど、
パリの街ってクリーム色と緑色で成り立っているんだよねぇ。
そうしてエッフェル塔を降りて、セーヌ河を渡った所で
カフェで夕食をとり、
その後バスに乗って、ポン・ヌフへ。
そうして、ポン・ヌフの橋のたもとから船に乗り、
セーヌ河のライトアップ・クルーズへ。
時刻は22時。パリはようやく日が暮れ始めたところです(!)
日暮れていく空と、明かりに照らし出される建物のコントラストが
とても綺麗でした。
そんな感じのパリ5日目でした。