肉じゃが問題

週末に肉じゃがを作って、ふと思う。


其の壱。
『どうしたら煮崩れせず、味もよくしみた状態にできるのだろう?』


煮崩れする前に火を止めると、イマイチ、味のしみきっていないものになるし、
かといって、味をしみわたらせるほどに、ぐっつりことこと煮込むと、
じゃがいもが煮崩れする。


今週末に作った肉じゃがに至っては、
男爵いもがなかったので、北あかりで作ったら、
煮崩れを通り越して、溶けた。
なんだ、これは!?グルテンの海か!?
みたいな感じだった。
代わりに、かろうじて残った固形部分への味のしみこみは充分だったけどね。


う〜む。どうしたらいいんだろう?


そんなことを本日、会社で同僚と話す。


「そういえば、おでん屋のじゃがいもは煮崩れしないよね。なんでだろ?」
メークインなんじゃない?」
「そっかぁ、やっぱメークインかぁ」」
「でも、メークインで作る肉じゃがって、私はイマイチ」
「そうだよねぇ、やっぱ肉じゃがって言ったら、男爵だよね〜」


てなわけで、結局、結論は出ず。


其の弐。
『肉じゃがは主菜か副菜か』


食卓に、肉じゃがと他に小鉢物のおかず2品を並べたところで思ったんです。
「焼き魚が欲しい・・・」


でも、肉じゃがには、既にしっかりと牛肉が入っているわけです。
牛肉が既にあるのに、そこに魚を加えるのか?
1回の食事に肉と魚をチャンポンさせるのは、いかがなものか?


食事といえば、
ご飯+お味噌汁+主菜+副菜x2
が基本形だろう。
そして、主菜といえば、肉や魚。
てことは、牛肉の入った肉じゃがは、主菜のはず。
でも、食卓に並べると、なーんか、主菜!て感じがしない。
食卓の中央よりも、ちょっと脇に置くのが、似合う代物だよね。
でもって、中央には、ほっけとかがね、欲しいよなぁ〜。


うーん。しかし、1つの食卓に肉と魚を並べるには、
お財布的に、なかなか抵抗のあるもので。
肉じゃが。
もしもこれを副菜とするならば、
こいつはなかなか豪華な副菜ですな。


でもさ。
同じ材料で、炒めて黒酢あんで絡めれば、立派な主菜。
カレーのルーで煮込んでも、立派な主菜。
なんで、醤油で煮込んだだけで、
主菜っぽさがなくなってしまうんでしょうねぇ。。。


てなわけで、こちらも結局、結論の出ないまま。
(ま、どーでもいいんだけどさ。)