パリ10日目 - ヴァリブ

明日の朝、パリを発つので、
実質今日が、パリで過ごす最後の一日。


絶対に回りたいところは、なんとか回りきったので、
今日はのんびり、お土産などを買って回りました。


そして今日も昨日に引き続き快晴。
せっかく晴れてるんだから、地下にもぐらずに地上で過ごしたいな、
と思い、地下鉄ではなく自転車を使うことにしました。


ヴァリブ。
パリの街に約300mごとにステーションが設けられた公営レンタサイクル。

パリの人々はNavigoというSuicaPasmoみたいなICカードを使って、
タッチ&ゴーで気軽に乗り回してます。
旅行者も、ICチップ付きのクレジットカードがあれば、
ステーションで1日券または1週間券を買って、乗ることができます。


手順は↓こんな感じ。

  1. 券売機でトップメニューから「subscribe」を選んで、そこからクレジットカードを使って1日券を買う。
  2. トップメニューに戻って、「Valib」を選択すると、IDを聞かれるので、1日券に印字された番号を入力。その後、乗る自転車の番号を入力(事前に自転車がパンク等していないことを確認)。
  3. 自転車の元へ行き、unlockボタンを押して、自転車を引き出す。

「1日券を買って、その券に印字されたIDを使って借りる」という仕組みが
最初なかなかわからず、券売機の前で何度もリトライしてました(^^;


返却する時は、適当なステーションの空いている所に戻す。
置場のランプが緑色になればok。
ヴァリブについたフックみたいなものを置場に嵌め込むのだけど、
ひっかけたあと、ほんのちょっとヴァリブを持ち上げないと、
ちゃんと嵌まらず、赤色のエラーランプ状態になります。
最初、なんでうまくいかないのかわからず、
やっぱりしばらく試行錯誤(^^;


ヴァリブの初挑戦は一昨日で、今日は二度目。
二日間乗ってみてわかったのは、

  • ヴァリブは重い。ママチャリにヴァリブ専用の装置が付いているので、結構重い。特にハンドル回りに最初戸惑う。
  • でも、意外に安定は良い。
  • スピードはあまり出ない。
  • でも、坂道も比較的楽に登れる。
  • 返却しようと思っていたスタンドが満杯だったりすると、かなり困る。
  • 坂の上のスタンドは空いている
  • 坂の下のスタンドは混んでいる
  • 昼時は1区、2区のスタンドは満杯

こんな感じです。


セーヌ河沿いの並木通りを自転車で走ると、とても気持ち良いです。
横にセーヌ河を眺め、木漏れ日を浴びながらサイクリングをしていると、
幸せだな〜、て思います。


んが。パリの道路。
パリの道路は基本的に交差点が十字路じゃない。
斜めにクロスしてたり、広場から放射状に何本も道路が伸びていたり、で
交差点や広場に差し掛かるたび、泣きたくなる。
セーヌ河沿いは自転車専用道があるので、安心してのんびり走れるのだけど、
ひとたび広場とかに差し掛かると、なんかもうね、
いきなり首都高の中に放り出されたようなそんな状態です。


とりあえず、自転車に乗っている人は多いので、
広場や交差点では、自転車に乗っている人に付いていき、
その結果、行きたい方向と別の方向に行ってしまった時には
歩道に上がって手で押して・・・
てな感じで、なんとかやり過ごしました(^^;