パリの寒さに半ば殺気を抱いておりましたが、
6日目くらいから、ようやく暖かくなってきました。
パリ6日目。
モンマルトルの丘へ。
泊まっているホテルが丘のふもとにあるので、
電車を使うこともなく、すぐに到着。
急な階段や坂道を登ると、そこは絵のバザール。
絵をその場で描きながら、売っています。
私も水彩画を1枚、買っちゃいました。
45ユーロのところを、お金がなかったので、35ユーロにまけてもらいました。
その後、サクレ・クール寺院へ。
モンマルトルの丘は、小さな小道がうねうねしてます。
寺院を見た後、寺院前の広場の芝生の上で、クレープを食べる。
トマトと卵のクレープ。
クレープを買うとき、頑張ってフランス語で注文したのだけど、
うまく通じず、
「いいから、英語で言え」
と言われ、ちょっと切なかったorz
ここには、『三銃士』の作者、アレクサンドル・デュマのお墓が
あるのです(あと、息子で『椿姫』の作者、デュマ・フィスのも)。
『三銃士』ファンとしては外せません。
が。
・・・う〜ん。。。。。
なんというか、デュマのお墓は、その・・・
超びみょう。
写真に収めようと思っていたのだけど、
これは、その、なんていうか、、、
趣味悪い、ていうか、気持ち悪い、ていうか。。。
なので、残念ですが、写真はパス。
7日目。
ルーヴル美術館へ。
1日で全てを回るのは不可能だと言われているので、
興味あるところに絞って回りました。
まずは、やっぱりイタリア美術。
教科書でよく見た絵画が、当たり前のように
ずらずら並んでいて、すごい、ていうか、
なんなんだ、ここは・・・
て感じです。
これだけ、厳重にガラスケースで防護されていて、
人だかりもすごい。
でも、正直、個人的には他の絵と比べて、
それほどすごい絵にも思えなかった(^^;
同じダ・ヴィンチの作なら、
『岩窟の聖母』の方が素敵だ。
ドラクロワの絵。
ちょうど今、レ・ミゼラブルを読んでいるので、
七月革命を題材にしたこの絵にはテンション上がった。
音声ガイドを借りて回っていたのだけど、
ガイドによると、
この絵には事実と異なることがあるとのこと。
実際にはナポレオンの母親は、息子が皇帝になることに反対していて、
戴冠式には欠席していたのだけど、
絵には、彼女の姿がある。
ガイド曰く、
「絵というのはルポルタージュではなく、
ナポレオンが後世の人々に伝えたいものを伝えるもの」
とのこと。
なるほどなぁ。写真とはそこが違うのだね。
そうして、イタリア美術のほかにも、
ナポレオン3世の居室なども見ました。
ルーヴル美術館は、絵や彫像だけではなく、
工芸品や家具なども置いてあるのだということを
初めて知った。
ていうか。ルーヴル美術館そのものが、
芸術的建物だよなぁ・・・。